文字(漢字読み・表記)
10 題語彙
20 題文法
12 題文の組み立て
5 題文章の文法
5 題初めて正確な日本地図を作成した人物として知られる伊能忠敬は、1745年、上総国(今の千葉県)に生まれた。優れた経営者だった忠敬だが、50歳を前に仕事をやめ、興味があった星や暦について高橋至時のもとで 48 。19歳も年下の至時を忠敬は敬い、熱心に勉強した。
当時の学者たちの関心は、地球の直径を知ることにあった。江戸(今の東京)から蝦夷地(今の北海道)までの距離は当時はまだわからなかったが、それが 49 正確に直径が計算できると知った忠敬は、蝦夷地へ行くことを願う。しかし、蝦夷地に行くには国の許可が必要だった。至時は、蝦夷地の地図作成を理由に国の許可をとり、忠敬を担当にする。 50 、忠敬55歳のとき、地図作りの旅が始まった。
昼間は測って歩き、夜は星を観察して昼間測った数値を修正する日々が続いた。完成した蝦夷地の地図は国から高く評価され、忠敬は東日本の地図作成も 51 。地図作成の旅は順調に終わったが、完成前、忠敬を支え続けた至時が病気で亡くなってしまう。一番の理解者である至時を失い、忠敬はひどく落ち込んだ。だが、悲しみに耐え、さらに命じられた西日本の地図作成にも取り組む。旅を終え、完成に向けて作業の最終段階に入っていた1818年、忠敬は73歳で人生の幕を閉じた。作業は弟子らが続け、1821年、日本全国の地図が完成した。
忠敬は自分に大きな仕事ができたのはすべて至時先生のおかげだと書き残している。歴史に残る 52 は、二人の信頼関係によって、誕生したのである。
内容理解(短文)
5 題人に何か言われて、それがどんな意味なんだろう、どうしてそんなことを言ったんだろうと、一人で考えれば考えるほど、あなたは成長します。
逆に言えば、自分一人で考える時間がなければ、あなたはどんなに立派な話を聞いても、どんなに役立つ本を読んでも、その考えやアイデアは、あなたのものになりません。取ってつけた(注1)ようで、人は、それがあなたの本当の知識じゃないことを見抜きます(注2)。
(注1)取ってつけた:無理に付け加えた
(注2)〜を見抜く:ここでは、〜に簡単に気づく
以下は、ある市の国際交流協会から届いたメールである。
水森市国際交流協会 会員の皆様 今年も水森市国際交流協会の活動に参加してくださりありがとうございました。 会員の方にはこれまで毎年12月に会費4,000円(翌年1月から12月の1年分)を納めていただきましたが、来年より4月に会費(4月から翌年3月の1年分)を納めていただくことになりました。 今回の変更に伴い、来年1月から3月までの分の1,000円は、1月の交流会で集めます。 なお、1月の交流会に参加できない場合は、1月中に事務局にお持ちください。 今後ともよろしくお願いいたします。 水森市国際交流協会事務局 会計担当 赤木春香 akagi@miz.or.jp 電話:08-1596-4712
ヒトと機械は違っているからこそ、補完し(注1)合えるのだという考え方がある。同じであっては意味が無いとさえ言い切る人もいる。同じものが二つあっても量的な能力が倍増する(注2)だけであって、質的な変化は起こえない。初期のコンピュータが結構役に立ったのは人間と全く違った単純作業ができたからである。人間だと繰り返しの作業の中でどうしても思い込みが起こる。コンピュータが得意なのは常に一定の判断である。それであるがゆえに(注3)人間の単純なミスを指摘できるのである。
(注1)補完する:不十分な部分を補う
(注2)倍増する:二倍に増える
(注3)それであるがゆえに:だから
以下は、あるカメラメーカーがホームページに掲載したお知らせである。
ビーエスカメラ>製品情報 2019年10月8日 デジタルカメラ「BS-ZG1」に関するお知らせ 弊社のデジタルカメラ「BS-ZG1」は、電源ボタンの不具合が見付かったため9月30日より販売を一時中止しておりました。その後の調査の結果、この不具合は製造番号ZH29200〜ZH29800の製品にのみ起きることが分かりました。 対象の製品をお持ちのお客様は、現在不具合が起きていなくても無料で修理させていただきますので、お手数ですがお近くの販売店までお持ちくださいますようお願い申し上げます。 なお、製造番号の確認方法は、下記のホームページをご覧ください。 http://bs-camera.jp/info/20191008 ビーエスカメラ お客様サポート窓口 TEL:02-3389-4254(受付時間10:00〜19:00)
作者というものは、たいていの場合、自分の詩のいい読者ではありえません。作意(注)や創作過程が心につよく残っていて、作品を客観的に見ることを妨げるからです。だれだって、自分のことは自分がもっともよく知っていると思うでしょう。ですが、その反面、他人にはすぐわかるのに、本人にはいっこうにわからないような一面が人間にはあります。作者と詩の場合もこれと同じです。だから、作者がこの詩についてはこう言っているのだから、これが正しいというような考え方には、僕は<u>あまり賛成できません</u>。
(注)作意:作成した意図
問題11 内容理解(中文)
8 題豊かな時代に育った若い人たちは、子供時代から学生を卒業するまで、「情の世界」の物差し(注1)を使って世の中を見る時代が続く。情の世界の物差しとは「好き」「嫌い」「感じる」「感じない」という物差しで、「イヤだったらやめる」ということが許される時代でもある。
しかし社会に出ると、これはまったく許されない。社会や会社は「論理の世界」だからだ。「八時に始まる」というのであれば、一分遅れて来てもそれは許されない。なぜなら「論理の世界」では、その規則や約束をきちんと守っていかなければ、仕事が先に進まない。たとえば一台のクルマをつくるのに必要な部品は、数千あるいは数万個あるだろう。たとえその一つでも納品の時間が守られなければ、クルマは完成しないのである。
論理が先、情が後。
その順番を間違えない人が、会社や組織においてスムーズに仕事を進めることのできる優れた人材といえるだろう。だから「情の世界」で過ごしてきた若い人たちは、自分たちがその世界を卒業して「論理の世界」に入ったのだということを自覚して(注2)ほしい。
さらには、ぜひ次のことも知っておいてほしい。「好き」「嫌い」「感じる」「感じない」という感性の物差しだけで生きてしまうとすれば、決して人間的な向上を図る(注3)ことはできない。一方で理性を働かせ(注4)、「正しい」か「正しくない」か、さらには「正しいことをしよう」「いいことをしよう」という努力をしていく過程の中で、自己向上が図られていくのである。
(注1)物差し:ここでは、評価の基準
(注2)自覚する:意識する
(注3)図る:ここでは、目指す
(注4)理性を働かせる:ここでは、感情に左右されることなく思考する
以下は、幼児の心の発達について述べた文章である。
2、3歳ごろになると、「自分でやりたい」という思いが強くなり、何に対しても「イヤ!」、「○○ちゃんがやるの!(注1)」というように、養育者(注2)に対する反抗が顕著(注3)になる(第一反抗期)。それまでは養育者の意図に従って行動していたのに対して、自我が芽生えて(注4)自分のやりたいことが生じ、養育者の意図とは異なる自分の意思を養育者に表明する(注5)ことで起こる。この時期には、だめなことはだめと伝えたり、ひととかかわる時にはルールがあることを根気強く教えていく必要がある。そのことにより、幼児は自分の気持ちをコントロールする力を身につける。 このころの幼児は、他者の立場に立ってものごとを考えることが難しく、自分の考えと相手の考えが同じであるととらえている。このとらえ方を<u>自己中心的思考</u>とよぶ。例えば、自分が楽しいときには、相手も同じように楽しいと感じているととらえていたり、自分の見た夢のことを相手も知っていると思っている状態である。(中略) 目の前にない物やできごとを思い浮かべることを象徴的思考と言う。乳児(注6)期には、「目の前にないものは存在しない」という考え方をする。そのため、母親が乳児の目の前からいなくなると母親が存在しなくなったと思い、不安になって泣く。しかし、幼児期になり、象徴的思考ができるようになると、目の前に母親がいなくても、母親がこの世(注7)からいなくなったわけではないと考えられるようになるため不安を訴えて泣くことはなくなる。
(注1)○○ちゃん:ここでは、自分 (注2)養育者:ここでは、親など子供を育てる人 (注3)顕著になる:ここでは、多く見られるようになる (注4)自我が芽生える:ここでは、自分の考えが生まれる (注5)表明する:はっきり表す (注6)乳児:1歳ごろまでの子供 (注7)この世:現実の世界
未熟な(注1)人たちを育てることは、強い組織を創りあげる鉄則(注2)である。短期的な成果ばかりに目が行く上司は、能力の高い特定の人間だけを重用し(注3)、能力が低い人間には目が行かない。出来る人間は仕事が速く確かだし、任せていれば安心で自分がラクなのである。 一方、能力の低い部下は、細かく指示を出さなければならず、仕事は遅いし失敗することも多い。何かあったときに責任を問われるのは、上司である自分だ。できればそうした「落ちこぼれ」は、早く別の部署に異動させて(注4)、代わって優秀な社員を獲得したいだろう。 しかし、<u>それでは</u>強い組織は出来上がらない。なぜなら、よくできる社員はすでによくがんばっているので、いま以上の伸びしろ(注5)はそれほど大きくないからだ。 上司が重点的に気をかけなければいけないのは、少し遅れ気味の部下、外れ者の部下、苦労している部下である。そういう部下は、手間はかかるかもしれないが、少し手を差し伸べれば、2〜3割は容易に伸びる。そうすることで組織を構成するメンバー全体の力を伸ばし、組織の底上げ(注6)ができる。結果として、与えられた業務目標を、組織として達成することができるのである。これぞ上司の本懐(注7)である。 組織の中で大きく伸びていく人材の多くは、新入社員時代にどんな部署の誰が上司であったかということが大きく影響するといわれる。まだ仕事というものがよくわかっていないとき「会社というのは……」「仕事とはこうするのだ」と的確に教えてもらえたかどうかが、その人の仕事人生を大きく左右するということだ。
(注1)未熟な:能力や経験が不十分な (注2)鉄則:ここでは、絶対に必要なこと (注3)〜を重用する:〜に重要な役割を与える (注4)別の部署に異動させる:別の部に移す (注5)伸びしろ:伸びる可能性 (注6)底上げ:全体のレベルを高めること (注7)本懐:一番の願い
問題12 統合理解
2 題A (原文A:本文が資料に含まれていなかったため、後日補完予定。)
B (原文B:本文が資料に含まれていなかったため、後日補完予定。)
問題13 主張理解(長文)
3 題人の能力は多様です。 研究の仕事に適性(注1)をもっている人もいれば、動物の世話をしているときが何より充実しているという人もいる。 そういう自分の関心や能力に見合った領域(注2)の仕事をすることは、たしかに人の幸福の大きな部分を占めています。 しかし、最初から自分に合った仕事に就けるとは限らないし、それがすぐに見つかるとも限らない。自分に合った仕事や好きな仕事を見つけるのは時間がかかることであり、だから、そうした仕事を欲している人はそれに出会うまでは多少の回り道を覚悟すべきだと思います。 (中略) 仕事や生き方というのはあせって決めても仕方がないし、決めようと思って決められるものでもありません。いま、それが見つからないのなら、多少遠回りしてもいいから、じっくり腰を据えて(注3)探してみるのがいいのではないでしょうか。 夢や個性についても同じです。 最近では、中学校や小学校のころから、将来の夢をもちなさい、個性的であれ(注4)といわれるそうです。人生のずいぶん早い時期から、将来の設計図を描け、たしかな自分をもてと迫られるわけです。 しかし、夢や個性というのは荷物じゃないのだから、「もて」といわれて、もてるものでもありません。夢や目標などは時期がくれば自然に抱くようになるものなのです。 個性も主張するから身につくものではありません。個性などということはちっとも考えず、自分の好きなこと、やりたいことをなりふりかまわず(注5)、必死で追いかけるうちに、おのずとにじみ出てくる(注6)のが個性なのです。 私が自分の娘から唯一、感謝されているのは、いつか彼女に対していった「夢なんかあえてもつ必要はない」という言葉です。娘は学校の先生から「夢をもちなさい」といわれて、「夢をもたなきゃ」と強迫観念(注7)を抱いていたが、父親のその言葉で気が楽になったといいます。 ゆっくり育てた果実は大きいといいますから、夢も仕事も、じっくり探して育てていけばいいのです。 回り道や道草が栄養になるのは、自分自身の経験からもいえます。
(注1)適性:ある物事をするのに適した性質や能力 (注2)領域:分野 (注3)腰を据えて:ここでは、落ち着いて (注4)個性的であれ:個性的になりなさい (注5)なりふりかまわず:ここでは、他のことを気にせずに (注6)おのずとにじみ出てくる:自然に表れ出る (注7)強迫観念:ここでは、強い不安
問題14 情報検索
2 題朝田市文化祭 参加者募集 11月2日(土)から11月4日(月)まで朝田市民文化会館で行われる「朝田市文化祭」に参加しませんか。
1、募集内容について ・作品展示(11月2日〜11月4日 10時〜17時) 絵画 72cm×65cmまで/書道 150cm×95cmまで/写真 41cm×60cmまで ※作品は1人1点のみ。未発表作品に限ります。 ・ダンス(11月2日13時〜17時) 5人以上の団体でのみ出演可。発表時間は4分以内。 ・音楽(11月3日13時〜17時) 1人でも団体でも出演可。発表時間は10分以内。
応募資格:市内在住の方、市内に勤務先のある方、市内で文化活動を行っている方
2、申し込みについて 申し込み受付期間:2019年9月2日(月)〜9月13日(金) ・指定の申込書にご記入の上、事務所にご持参くださるか、ファクスまたは郵送でお願いします(申込書は下記のウェブページからダウンロード可能)。 ・ダンス、音楽に団体でお申し込みの場合、申込書に出演者全員の氏名を記入し、ご提出ください。申込書は1団体につき1枚です。舞台リハーサルをご希望の場合は3-②の表をご覧ください。
3、文化祭までの流れ ①説明会(参加者ご本人、または団体の代表の方は必ずご出席ください) 月日:作品展示 10月4日(金)/ダンス 10月5日(土)/音楽 10月6日(日) 時間:いずれも19時から 場所:朝田市民文化会館 3階研修室 ②準備・片付け、リハーサル 作品展示:作品は11月2日(土)7時〜9時に運び入れ、11月4日(月)17時15分〜19時に片付けてください。 ダンス/音楽:舞台リハーサルは、以下の日に15分以内でお願いします。11月1日(金)9時〜17時
朝田市文化祭実行委員会事務所(朝田市民文化会館内)
問題1 課題理解
5 題アパートで女の人と管理人が話しています。女の人は壊れたパソコンをどうしますか。 女:すみません。管理人さん、壊れたパソコンは、粗大ごみの申し込みをして、アパートの指定の場所に出せば、収集してくれるんでしたっけ。薄いノートパソコンなんですけど。 男:パソコンはメーカーに回収してもらうか、パソコンを買ったお店に持っていくかしないと、粗大ごみとして出せないんでね。 女:そうなんですか。十何年も前のものなので、どこで買ったか…… 男:でしたら、メーカーに連絡すれば、専用の伝票を送ってくれますから、それを梱包したパソコンに貼って、郵送すればいいんですよ。 女:意外と簡単な手続きなんですね。 男:大きい自治体だと、市役所とか公共施設に回収箱が設置されていて、そこに入れればパソコンも回収してくれるんですけど。この地域はないですよね。 女:そうですか。 女の人は壊れたパソコンをどうしますか。
会社で部長と事務の女の人が話しています。女の人はこの後、何をしなければなりませんか。 男:ちょっといいかな、北山食品からのプラスチック容器の注文のことなんだけど、この請求書を作成したのって。 女:ああ、部長、作ったのは私です。何か間違いがありましたか。 男:いいや、これ、中村君に頼まれて作成したんだよね。営業担当は中村君だから。 女:はい。 男:注文の数がこれまでよりずいぶん減ってるから、その理由が知りたいんだけど、中村君外出中みたいで、何か聞いてない? 女:いいえ、何も。 男:そうか。悪いけど、わたし今から会議だから、中村君戻ったらこの件について、わたしのところに説明にくるよう伝えといてもらえるかな。5時には会議終わって戻るから。特に報告受けてなかったものだから、気になっちゃってね。 女:わかりました。 女の人はこの後、何をしなければなりませんか。
日本語のクラスで先生が留学生に話しています。留学生は主に商店街の何についてインタビューのプランを立てますか。 女:来週の授業では、さくら商店街に行って、グループごとに二店ずつ古くから続く商店を回って、お店の人にインタビューをします。ええ、さくら商店街は最近では魚のコロッケなどの人気商品で知られ、新しいことに次々とチャレンジしていますが、県内で最も長く続く商店街なんです。そこで商店街全体がこれまでどのように困難を乗り越え、変化、発展してきたのか、話を伺います。今日はこのテーマに基づいてグループごとにインタビューのプランを立てましょう。今から、各グループに店のリストを配ります。 留学生は主に商店街の何についてインタビューのプランを立てますか。
大学の事務所で学生と事務所の人が話しています。学生はこの後、まず何をしますか。 男:すみません。先週インフルエンザで経済学の学期末試験を休んでしまったんですが。病気の場合は、もう一度試験が受けられると聞きまして。 女:経済学は西山先生ですね。まずは先生に試験が受けられるか確認して、受けられるということなら、こちらの申請書を書いて、医師の診断書と一緒に出してください。申請、今日までだから、急いで西山先生に確認してくださいね。 男:あっ、先生には許可をいただきました。あのう、診断書が必要って知らなくて、病院でもらって来なかったんですけど。 女:病気の場合は診断書がないと…… 男:今日は病院が休みで。明日書いてもらって必ず持ってきますので。 女:ううん、仕方ないですね。じゃあ、今日は申請書だけで、試験の詳細は来週掲示板に出ますから、自分で確認するようにしてくださいね。 男:はい、ありがとうございます。 学生はこの後、まず何をしますか。
男の人と女の人が話しています。女の人は、パーティーの日に何をしますか。 男:山下さん、来月、松田君の結婚パーティーをレストランでやることになったんだけど、手伝ってくれない。 女:もちろん。なんでも言って。 男:ありがとう、じゃあ、受付をお願いできないかな。会費制でやるから、会費の受け取りをしてほしいんだけど。 女:わかった。 男:ねえ、もう一つ、会場の音楽担当か、ビデオ撮影の担当も頼めない?音楽係は事前に松田君と相談して曲を選んで、当日かけてほしいんだ。ダンスの曲とか。撮影係は動画の編集までやってもらいたいんだけど。 女:わたし、動画作るの、得意。 男:本当。じゃあ、決まりだね。だけど、受付お願いするとなると、時間ギリギリに来場する人がいたら、撮影開始が遅れちゃうか。カメラを最初だけほかの人に任せるとしても、なんか慌ただしいしな。やっぱり、山下さんには受付やめて、会場の飾り付けグループに入ってもらおうかな。当日2時間前に来られる? 女:うん、大丈夫。 男:じゃあ、係をふたつお願いすることになるけど、よろしくね。 女の人は、パーティーの日に何をしますか。
問題2 ポイント理解
5 題大学で、女の学生と男の学生が卒業論文について話しています。男の学生は女の学生にどんな方法を勧めましたか。 女:卒業論文もう始めなきゃ間に合わないのに、なかなか取り掛かる気になれなくて。 男:僕は先月から始めたけど、やっぱり始めるまでに時間かかったよ。とりあえず資料を集めるとか、簡単なことからやってみれば?そうするうちに、だんだん集中してくと思うよ。 女:そっか、まずはやるべきことがイメージできるよう、長期的な計画を立ててみようかなと思ってたけど。私の場合、それで満足して終わっちゃいそうだから、そのほうがいいかも。 男:去年卒業した先輩からは、いい論文が書けたっていう成功をイメージするといいよってアドバイスを受けたけど、完成まであまりに遠いから、イメージしづらくてね。 女:確かにね。なんか相談したらやる気出てきた。少し進んだら報告するから。また相談に乗ってね。 男の学生は女の学生にどんな方法を勧めましたか。
女の人と男の人が就職試験の結果について話しています。男の人はどうして合格した会社に入らないと言っていますか。 女:先週、就職試験の最終面接だったでしょう。結果、どうだった? 男:採用通知もらったよ。でも、辞退することにしたんだ。 女:せっかく合格したのに? 男:うん、自分の専門が生かせそうな会社だったんだけど、入社後三年以内に少なくとも五年は東京じゃなくて、地方の支店に転勤してもらうことになるだろうって、面接で言われて、家庭の事情もあって、東京勤務以外は考えられないんだ。 女:そっか。 男:オフィスを見学したとき、活気があって、雰囲気も自分に合いそうだったから、すごく悩んだんだけど。提示された給料も自分の予想を超えてたしね、結局悩んだ末、辞退することにしたんだ。専門が生かせる仕事はほかにもあると思うから、頑張って他を探してみるよ。 男の人はどうして合格した会社に入らないと言っていますか。
会社で、男の人と女の人が防災について話しています。女の人は自分の家では、今後何をする必要があると言っていますか。 男:この間、家族で防災センターに見学に行ったんですけど、もしもの時、家は何も準備ができてないなって思って。災害への備え、何かしてますか。 女:うちは本棚とか、冷蔵庫とか家具が倒れないように固定したり、それから、家族で近くの避難所まで安全な行き方を確認しながら行ってみたり。 男:防災意識高いですね。 女:まあ、そうですね。非常時にどうやって連絡取り合うかも家族で話して決めてありますし。携帯電話がつながりにくくなることがあるって聞いて。 男:うちなんて、食料と飲料を常備してるぐらいですよ。 女:それも大事ですよ。うちもやってはいるんですけど、家族で三日分ぐらいしかなくて。一週間分は置いとかなきゃって思ってるとこです。 男:そうですか。うちももう少し家族で意識高めないとなあ。 女の人は自分の家では、今後何をする必要があると言っていますか。
女の学生と男の学生が話しています。女の学生は交渉について、授業でどんなことを習ったと言っていますか。 女:今日、経済学の授業で、交渉について習ったんだ。 男:交渉って、自分の希望通りにいくように、相手と話をするあの交渉?買い物で値引きしてもらう時なんかの? 女:そう。特に値引き交渉なんかはどうやったらこっちの思い通りになるかって、相手を負かそうとするでしょう。でもね、ちゃんとお互いの利益になるように歩み寄って、交渉を通して、より高い価値を生み出すっていうのが賢い交渉なんだって。 男:へえ。 女:お互いが得をするようなやり方が望ましいってこと。もちろんお互いに譲れない交渉となると、厳しいやり取りが求められると思うけどね。 女の学生は交渉について、授業でどんなことを習ったと言っていますか。
セミナーで専門家が話しています。専門家はサービスについて、どのようにしていく必要があると言っていますか。 女:これまで製造業においては、物を作り出す技術、あるいは生産性を高めるための様々な研究が進められてきました。一方、サービスについてはどうでしょう。今だ経験や勘に頼るところが大きく、例えば、サービスの質と価格の関係をデータから分析したり、効果を測定し評価するなど、科学的なアプローチによる研究が十分に行われてきたとは言えません。サービス業は国内で労働者の6割が従事し、大きな利益を生んでいる重要な産業なのですから、その必要性を強く感じるわけです。 専門家はサービスについて、どのようにしていく必要があると言っていますか。
問題3 概要理解
5 題テレビでレポーターが男の人にインタビューをしています。 女:私は今アニメのイベント会場に来ています。こちらのイベントを毎年開催している山本さんにお話を伺います。 男:このイベントでは新作アニメの紹介やアニメグッズの販売、ゲーム、コンサートなどを行っています。年に一度のこの機会にぜひ、新たなお気に入りのアニメを見つけたり、ファン同士の交流を深めたりして、皆さんに楽しんでもらいたいと思います。日本のアニメは海外でも人気で、アニメファンはもちろんですが、友達にこのイベントに連れて来られて興味を持つようになったという外国の方も多いんです。 女:そうですか。 男:アニメを通して、日本のことをもっと知って、好きになってもらいたいので、このイベントがそういうきっかけになるようにと思ってます。 男の人は何について話していますか。
ラジオで女の人が話しています。 女:ある高齢者介護施設では、わざと施設内に階段や段差を設置しているそうです。えっと思われるかもしれませんが、あえて不便にすることで、体力や体の機能の低下を防ごうとするものなんです。パソコンの普及で漢字が書けなくなったなんてよく聞きますが、昔は何でも手書きで手間はかかるけど、おかげで漢字を忘れずに済んだわけですよね。そういえば、先日うちの掃除機が壊れて、家中箒で掃いたんですけど、日ごろの運動不足が解消された気が……これも同じことかなあ。 女の人が言いたいことは何ですか。
テレビで動物園の職員が話しています。 男:動物園というと、一般的には、遠足やデートなどで訪れるレクリエーションの場というイメージをお持ちかもしれません。動物の生態や自然環境について学ぶ機会を提供する場でもあるんです。また、近年、自然環境の悪化などにより、野生動物の生活範囲が狭くなってきていて、住む場所を失ったり、数が著しく減少してしまったりしている動物たちがいます。動物園には、そうした動物を保護し、守るという一面もあるんです。 職員は何について話していますか。
会社で上司と女の人が残業時間を制限することについて話しています。 男:中野さん、今社内で残業を週10時間以内に制限するっていう話が出てるんだけど、中野さんはチームリーダーとしてどう思う? 女:そうですね。確かに会社全体で無駄な残業をなくすのは必要なことですが、なんでも時間で区切ってしまうというのは。うちは商品開発部という性質上、アイディアを膨らませたり、企画を練ったり退社時間を気にせず、集中したいっていう時がありますから。 男:現場としては、そうなんだね。 女の人が言いたいことは何ですか。
セミナーで林業の専門家が話しています。 男:日本は昔から、木の文化と言われていますが、近年では、木造住宅の建築に、外国の木材が多く使われています。価格が安く、種類も豊富な輸入木材に、国産が押されているわけです。しかし、雨が多い日本で育った木は、梅雨の時期や高温で湿度の高い夏でも腐らず、冬の乾燥でも変形しないなど、日本の気候に非常によく合っていて、長く使うことができるんです。百年前の木造の家だって、手入れすればまだ住めるほどです。もう一度、見直してもらいたいですね。 専門家は何について話していますか。
問題4 即時応答
11 題問題5 統合理解
4 題男の留学生と女の学生が話しています。 男:ねえ、松本さん、松本さんって、観光ガイドのアルバイトをしているよね。 女:うん。 男:来週、家族が日本に来るんだけど、何か、日本らしい体験ができるところない?両親の希望は、記念のものが手元に残って、日中は観光したいから、夕方4時以降がいいって、8歳の弟も一緒だから、子どもが飽きないのがいいんだけど。 女:それなら、陶芸教室は?茶碗とか、お皿とか作るの。陶器は焼くのに2、3週間かかるけど、後で国に送ってくれるよ。それから、布を染める教室もお勧め。スカーフを染めるんだけど、日本の伝統的な色を使うから、日本らしいお土産になるし、その日に持ち帰れるよ。 男:弟は工作が得意だから、茶碗とか作るの、好きそうだけど、布はどうかな。前に国でそういうのをやったとき、退屈してた記憶が…… 女:そっか。どっちも4時半開始だけど、陶器を作る教室は、郊外の桜町だから、行くまでに時間かかるんだよね。 男:桜町に4時半か。間に合わないだろうな。 女:それと、観光センターに行けば、日本料理と、それから茶道の教室も体験できるよ。 男:弟、日本料理、大好きだよ。 女:だけど、料理は今昼間しかやってないんだ。お寿司とか作れて楽しいし、箸に名前を入れてプレゼントしてくれるから、すごく人気なんだけど。茶道のほうは、夜7時まで、1時間ごとに好きな時間で予約できるよ。お土産に和菓子もらえるけど、食べたら残らないね。四つの教室のどれかにするなら、私が予約するよ。 男:ありがとう。昼は無理だし、手元に何か残るっていう希望は聞いてあげなきゃ。弟が好みそうなほうだと、時間が心配だけど、まあ、その日だけ少し早く観光を切り上げてもらおう。 男の留学生はどの体験を選びましたか。
食品会社で、部下二人と課長が話しています。 男:課長、リンさん、すみません。ちょっといいでしょうか。今日3時から1時間ほど、課長とリンさんと私とで、北海道食品店の打ち合わせをすることになっていますが。 課長:ええ、中山さん、どうかしました? 男:あの、あした予定していた青木商事への納品が、急遽先方の都合で、今日になってしまいまして。それで、午後一番で青木商事に行かなければならないので、ちょっと3時までに戻るのは厳しいかと。遅くとも、3時半には戻れると思うんですが。 課長:そう、じゃ、打ち合わせ、4時からにしましょうか。 女:あっ、すみません。4時半からちょっと別件がありまして、15分前には出ないといけないんです。打ち合わせ、明日以降では、遅いでしょうか。 課長:それが、わたしが明日から急な出張で、一週間ほど留守にするんですよ。 女:それじゃ、今日中にしないと、1週間近く企画が止まってしまいますね。中山さん、納品の時間って、早められないんですか。 男:日程が1日繰り上がったので、これ以上早めると、準備が間に合いません。それに、先方から納品が遅くならないように言われてますので、後ろにずらすことも…… 課長:じゃ、元の3時にして、中山さんは社に戻り次第、加わるってことでどう? 女:はい。中山さんがいない間、私の方から、現時点での作業状況とか、中山さんの担当の分もまとめて、課長に報告しておきます。 男:助かります。 課長:じゃ、そういうことでよろしく。 三人での打ち合わせの日時はどうなりましたか。
ラジオを聞いたあと、男の学生と女の留学生が話しています。 ラジオ:毎年各地で開催されるちょっと変わったマラソン大会を四つご紹介します。お米の産地、北町の大会では、給水ポイントで、水だけでなく、おいしいおにぎりが味わえるそうです。ゴールしたときには、お腹いっぱいでしょ。東町の大会はカレーです。こちらは食べながら走るのでなく、玉ねぎ、人参など、それぞれの畑を回って材料を収穫しながら、ゴールを目指すというものです。材料は持ち帰れるそうですよ。南町では、カメラをもって、海岸沿いの美しいコースを撮影しながら走ります。後で撮った写真のコンテストもあるそうです。最後は西町です。山道を走り、ゴールは山頂のお寺、500もの階段を登りきったところにあります。これは苦しそうですね。いずれの大会も、ただいま出場者募集中とのことです。 男:ねえ、リンダさん、国に帰る前にどれか出てみたら?いい思い出になると思うよ。 女:うん、楽しそう。 男:リンダさんは、カメラが趣味だから、海岸沿いを走るのがいいんじゃない?走るほうはわからないけど、コンテスト優勝できるかもよ。 女:カメラ持って走るなんて、落としたらやだあ。わたし足腰に自信があるから、階段を駆け上がるのにする。 男:おっ、すごいね。じゃ、ぼくは、野菜を収穫するやつに出てみよ。大会のあとでごちそうするよ。腕に自信があるんだ。 女:じゃ、その時はわたし、お米炊いて待ってるね。
ラジオを聞いたあと、男の学生と女の留学生が話しています。 ラジオ:毎年各地で開催されるちょっと変わったマラソン大会を四つご紹介します。お米の産地、北町の大会では、給水ポイントで、水だけでなく、おいしいおにぎりが味わえるそうです。ゴールしたときには、お腹いっぱいでしょ。東町の大会はカレーです。こちらは食べながら走るのでなく、玉ねぎ、人参など、それぞれの畑を回って材料を収穫しながら、ゴールを目指すというものです。材料は持ち帰れるそうですよ。南町では、カメラをもって、海岸沿いの美しいコースを撮影しながら走ります。後で撮った写真のコンテストもあるそうです。最後は西町です。山道を走り、ゴールは山頂のお寺、500もの階段を登りきったところにあります。これは苦しそうですね。いずれの大会も、ただいま出場者募集中とのことです。 男:ねえ、リンダさん、国に帰る前にどれか出てみたら?いい思い出になると思うよ。 女:うん、楽しそう。 男:リンダさんは、カメラが趣味だから、海岸沿いを走るのがいいんじゃない?走るほうはわからないけど、コンテスト優勝できるかもよ。 女:カメラ持って走るなんて、落としたらやだあ。わたし足腰に自信があるから、階段を駆け上がるのにする。 男:おっ、すごいね。じゃ、ぼくは、野菜を収穫するやつに出てみよ。大会のあとでごちそうするよ。腕に自信があるんだ。 女:じゃ、その時はわたし、お米炊いて待ってるね。