文字(漢字読み・表記)
10 題語彙
20 題文法
12 題文の組み立て
5 題文章の文法
5 題伝統から最新技術へ
今も昔も、子供たちに親しまれている折り紙。そんな身近な折り紙が今、「折り紙工学」という学問となっている一例を48。
折り紙の「折って畳むこと」と「畳んだものを広げること」を利用した研究がある。大きなものを小さくし、それを簡単に元の大きさに戻す方法として、折るだけで形や大きさが変えられる折り紙が注目されたのだ。ただ折って小さくするのなら、新聞を折り畳むように何回も折ればいい。しかしそれでは、広げるときに、畳んだ分の回数だけ開くことになる。
49一気に元の大きさに戻せる折り方を開発するために研究が重ねられた。その結果、何回折った後でも、折り畳んだ状態から両端を引っ張るだけで、元の平面に戻すことができる方法にたどり着いたのである。
この折り方を50、人工衛星に用いる「太陽電池パネル」などの装置が作られている。装置を宇宙へ運ぶロケットの容量には限界があり、装置は小さくしなければならない。だからといって分割して部品にすると、宇宙空間で組み立てる技術が必要となる。ここに研究の成果が生かされる。開発された折り方を使えば、装置を折り畳んで小さくすることができ、宇宙空間に出たときには簡単に51。
伝統的な遊びが宇宙で使われる最新技術につながっている。子供と折り紙で遊びながら、このような科学の話を52。折り紙を通して、宇宙工学や技術開発の分野にも興味を持つかもしれない。
内容理解(短文)
5 題情報が容易に入手(注1)できると、必要な情報を探索(注2)する努力が必要なくなるかのように思われる。自分で集めるよりも、情報機器の提供する情報のほうが客観的で信頼できると勘違いする。
しかし、だれにでも役に立つ完璧な情報など存在しない。情報化時代を生きるためには、個々人が他者の提供する情報を評価し、比較検討し、その中から自分にとって、自分の目標にとって有益(注3)な情報を選別する能力と知識を持たなければならないのである。
(注1)入手する:手に入れる (注2)探索する:探す (注3)有益な:役に立つ
マルオデジタル お客様サポートセンター ご担当者様
1か月前に貴社の修理センターで腕時計を修理していただきました(受付番号46955841)。 しかし、先日また同じように画面の一部が暗くなり数字が読みづらくなったので、完全に直っていなかったのではないかと思います。再修理をお願いしたいのですが、現在は保証期間が過ぎています。前回は保証期間内だったので無料でしたが、今回は修理費を支払わなければなりませんか。 ご確認の上、なるべく早くお返事をいただけないでしょうか。 よろしくお願いします。
本山由香
文化項目の価値評価は人類共通のものではありません。ある国のある地域では優れているとされるものでも、他の国のある地域に行ったならば、それは妙な事物であったり、社会としては認め難い事物でしかない場合も普通にあるということです。同じことは時代というものに関しても言えることです。現在、同じ集団の人々が素晴らしいと信じて行っていることも、わずか百年前ならば、その社会ではとても認められないことだったという例も沢山あるはずです。
手作りかばんの店「アズレ」>お知らせ 2018年11月15日 インターネット販売につきまして
9月よりインターネットでの商品の販売を行ってまいりましたが、予想以上のご注文をいただき、現在、製造が追いつかない状況です。そのため、大変申し訳ございませんが、インターネットでの販売は11月30日までとし、しばらくの間中止させていただきます。 なお、店での販売は12月1日以降も続けてまいります。インターネットでの販売の再開につきましては、製造体制が整い次第お知らせいたします。 ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
手作りかばんの店「アズレ」店長 鈴本洋一
よく、過去は変えられないというが、正確に言えば過去に起きた出来事は変えられないが、「意味」は変えられるというべきだろう。なぜならば、人生で起きた最悪の出来事も、その後の生き方によっては、自分の人生の転機(注)になったと捉え直すときがあるからだ。「人間は現実ではなく、物語を生きている」というのが、私の競技人生で学んだことだ。現実に起きた事は変えられないが、物語はいくらでも変えられる。そして物語が変われば、過去も未来も、風景が違って見える。
(注)人生の転機:人生が変わるきっかけ
問題11 内容理解(中文)
9 題以下は、スポーツの指導者が子どもを叱ることについて書かれた文章である。
叱ることの本来の目的は「叱られた原因を理解する」「自分の間違いに気づく」「うまくいかせるために次にとるべき行動がわかる」の三点です。
とくに重要なのが、次にとるべき行動がわかることです。叱られたことで、自信をなくして次の行動がとれなくなることは、「叱る」という本来の目的からはずれることになります。
(中略)
「叱る」とは、叱ることで子どもがどのような反応を起こすか、すべて計算されていること。つまり「叱ることで子どもがどんな行動を起こすか」が、予想できていなければならない、ということです。そもそも(注1)叱ることは、子どもの成長が目的なのです。
これに対し、「怒る」は感情的な行為です。ときには怒りや憎しみを伴います。また、子ども自身を否定することにもなりかねません。指導者は「叱る」「怒る」の違いを常に自問自答(注2)することが大切です。さらには「君自身を否定しているわけではないのだよ、君のしたことを叱っているのだ」と伝えましょう。つまり、人格(注3)を含めてすべてを頭ごなしに(注4)叱るのではなく、ポイントで叱るのです。
ここで、「叱る」うえでの注意点を一つ。叱ることが何度も続くと、叱られることに対する慣れが生じ、「いつものことか」と子どもが感じとり、指導者の本当にいいたいことが伝わらないということがあります。叱ることによって、得られる効果が半減しないためにも、指導者は日頃から注意深く、また意思を持って、みずからと向き合う必要があるのです。
(注1)そもそも:本来 (注2)自問自答する:自分に問いかけ、自分で考える (注3)人格:性格 (注4)頭ごなしに:最初から一方的に
先日、とある大学の学部生を相手に講演をする機会があった。そのときは、私が一緒に仕事をしてきた仲間についてのエピソード(注1)を紹介したのだったが、後ほどアンケートを読ませてもらって<u>驚いた</u>。その仲間についての話を大まかに言えば、性格に欠点を持つ人間だったが、そのために面白いキャラクター(注2)であったし、仕事でもすばらしい結果を残し、尊敬に値する(注3)人物であったというものだった。これをどう受け取ったのかわからないが、アンケートの一つに、「人の欠点について話すことに憤慨を覚える(注4)」といった趣旨(注5)のことが書いてあったのだ。
(中略)
人が個性について語る場合、どうもいい個性のことばかりを取り上げているように思う。いい個性は伸ばし、悪い個性は直しましょう、というわけだ。しかし、私にとってはどちらも大切にすべき個性であるし、そもそも(注6)こうしたものにいいも悪いもないのである。講演で話したことに関しても、私の言う彼の欠点は、一般的な考えに照らし合わせれば(注7)欠点かもしれない。けれども、それこそが彼の個性であって、成功の一因になったということだ。
しかし、そういった考えは許されないようだ。なぜか個性とは、常識的な考えからいって褒められるものでなければいけないのである。そうなると、今言われている個性とは、一般的にいいとされる個性というものがすでにいくつかあって、それをどう獲得するかを考えなければならないということになる。しかし、そんなものは個性ではないし、結局は人と同じになってしまうのである。
(注1)エピソード:ここでは、話 (注2)キャラクター:性格 (注3)尊敬に値する:尊敬できる (注4)憤慨を覚える:腹が立つ (注5)趣旨:ここでは、内容 (注6)そもそも:もともと (注7)〜に照らし合わせれば:ここでは、〜からすれば
以下は、文字を持たない民族について研究している人が書いた文章である。
本に書いてあることは、ことさらに(注1)中身を全部覚えておかなくても、それについてどの本に書いてあったかが思い出せればよろしい。インターネットが発達した現代においては、ちょっとしたことならすぐに検索できる。バッハとヘンデル(注2)はどっちが先に生まれたかなどと不意に(注3)聞かれたとしても、クラシックファンでなくても、手元にネットにつながったパソコンがあれば、わけもなく(注4)返答できる。しかし、それは自分自身の知識が増えたわけではない。そこに文字として書かれているものは、すべて自分の外側にあるものであり、それにアクセスできなくなったとたん――早い話が本が全部焼けてしまうとか、停電になるとかしたとたん――<u>そのほとんど</u>が自分とは無縁のものになってしまうのである。
文字を使わないということは、常にその状態にあるということである。自分が記憶していないものは、存在していないのと同じ。
(中略)
本を読んだり、ビデオやDVDで同じ映像を何度も再生して見ることに慣れた我々は、その瞬間に頭に入らなくとも、もう一度見ればよいと考えてしまいがちである。しかし、そういう文化の中で育っていない人たちにとっては、その瞬間を逃したらそれまでであって、同じ人から同じ話を聞く機会はもう二度とないと考える。そのような気持ちで人のことばを聞くことによって培われた(注5)力が、記憶する力となっているのであろう。
文字を学び、書かれたものを読む能力は、人間の取得可能な知識の範囲を格段に(注6)広げたことは事実である。しかし、それは取得した知識が増えたことを、なんら(注7)意味してはいない。
(注1)ことさらに:ここでは、特に (注2)バッハとヘンデル:どちらも18世紀に活躍した作曲家 (注3)不意に:突然 (注4)わけもなく:簡単に (注5)培われた:育てられた (注6)格段に:ここでは、大きく (注7)なんら:少しも
問題12 統合理解
2 題(この問題のAとBの本文は原本の画像から抽出できませんでした。参考答案:問67=4、問68=1)
問題13 主張理解(長文)
3 題人類進化学の研究によると、現在生きて地球環境問題をおこしている人類は、現代人、すなわち学名をホモ・サピエンスという種類である。
ホモ・サピエンスは今から約20万年から30万年前、アフリカに現れ、それから広く世界に拡散していって(注1)、現在ではほぼ全地球上に住んでいる。
その間には人口も増えた。
人口が増えれば、必要とされる食物や生活物資の量も増える。自然界には自ずから(注2)その限界というものが存在しているはずであるが、自然を支配して生きようとした動物である人間は、食物の栽培や物資の生産を始めた。そして、その生産(農業生産や工業生産)の拡大によって、自然界の限界を乗り越え、人口を拡大していった。
ふつうの動物であれば、一つの土地にいるその動物の個体数が増えれば、ある時点で集団の分裂(注3)がおこる。
しかし、体に武器というものを持たない動物であった人間は、どうやら100人、200人を超える大集団を作って生活し、それによって敵から身を守り、食物も獲得していたように思われる。そして、そのような大集団をなんとか維持する個体間関係を保つことが可能でもあった。
当然ながら、子どもたちもその大集団の中で育ち、年齢もキャラクター(注4)もさまざまなたくさんの他人たちの中で、その人々のしていることから、言語や概念(注5)も含めて多種多様なことを急速に学びとって成長していったと考えられる。
つまり、大集団で生活すること、そしてそれが可能であったということが、人間という動物の特徴であったのである。
したがって集団の人口増加も「都市」の拡大も、人間にとって有利なことであった。こうして人間の人口は、有史以来ひたすら増えつづけてきた。そしてもはや(注6)かなり前から警告されているとおり、今や地球環境の限界を超えてしまっているのである。
(中略)
だとすれば私たちは今何をしたらよいのだろうか?
自然を支配して生きていこうという人間の生きかたを、今さら変えることは無理だろう。それはライオンに草を食え、ウマやウシにネズミを食えというようなものである。体の作りからいってもそれは無理である。
ではどうしたらよいのか?
それには人間が自然というものをもっとよく知り、環境とは何か、それぞれの生きものにとっての環世界(注7)というものは何かをもっと深く知るほかはあるまい。
(注1)拡散する:広がる (注2)自ずから:もともと (注3)分裂:いくつかに分かれること (注4)キャラクター:性格 (注5)概念:ここでは、意味内容 (注6)もはや:すでに (注7)環世界:ここでは、自然環境
問題14 情報検索
2 題スーツケースレンタル専門店 エイト
エイトでは、様々なタイプ、大きさのスーツケースを取り扱っております。ご旅行先や日数に合わせて、お好きなスーツケースをお選びください。
エイトのレンタルシステム ご出発日の3日前にお届けし、ご帰宅日の翌日に運送会社が回収に伺います。料金が発生するのはご旅行期間中のみで、往復送料も無料です。 例)4月4日〜8日のご旅行(5日間)の場合:4月1日にお届け、9日に回収 お支払いいただく料金は、5日間のレンタル料金のみとなります。
レンタル料金 ■頑丈で安全性の高いフレームタイプ ご旅行期間 / S*1サイズ / M*1サイズ / L*1サイズ 7日間まで / 3,200円 / 3,600円 / 4,100円 15日間まで / 4,800円 / 5,200円 / 5,600円 30日間まで / 6,000円 / 6,400円 / 6,800円
■フレームタイプより軽く、使いやすいファスナータイプ ご旅行期間 / S*1サイズ / M*1サイズ / L*1サイズ 7日間まで / 2,400円 / 2,800円 / 3,200円 15日間まで / 3,600円 / 4,000円 / 4,400円 30日間まで / 4,500円 / 4,900円 / 5,300円
*1 容量 S:50リットル M:64リットル L:81リットル
お申し込み方法 a. インターネット受付 ご出発日の2か月前から7日前まで(24時間受付) ご希望のレンタルスーツケース商品ページよりお申し込みください。 b. 電話受付 ご出発日の2か月前から3日前*2まで下記営業時間内に、041-369-2500 にお電話ください。
*2 ただし、直前(ご出発日の4日前、3日前)のお申し込みの場合、お届けはご出発日の前日になります。ご出発日の3日前までのお届けをご希望の方は、ご出発日の5日前の午後1時までにお電話ください。
スーツケースレンタル専門店_エイト 営業時間 午前10時〜午後6時(月〜土曜日)
問題1 課題理解
5 題会社で、男の人と女の人が話しています。男の人は列車の席をどのように予約しますか。 男:部長、今度の京都での会議、会長もご一緒ですよね。 女:はい。 男:じゃ、京都へいらっしゃるのは全部で三名ですね。 女:ええ、会長と社長、それから私で三名ですけど。 男:そうですね。今から京都行きの列車の切符を取ろうと思ってるんですが、先日のミーティングの資料には、四席取ることって書いてあったので。間違いでしょうか。 女:あっ、いえ、それでいいんです。会長にはゆったり座っていただきたいので、隣の席も取っておきたくて。このことは言ってませんでしたね。すみません。 男:ああ、そういうことなんですか。じゃあ、席はどうしましょうか。前後のほうがいいでしょうか。それとも、通路を挟んで横一列で取りましょうか。 女:そうですね。前後でお願いします。 男:わかりました。
バザーの運営スタッフの女の子がバザーの準備について話しています。手伝いをする人は今日、何をしなければなりませんか。 女:今日はお手伝いに集まってくださってありがとうございます。明後日のバザーで皆さんに持ってきていただいた洋服を販売しますが、今日はその準備をします。ええと、お客さんが選びやすいようにサイズ別に分類したいと思いますので、みなさんはその作業をお願いします。もし少ししわが気になるものがあっても、時間がありませんので、アイロンはかけずに、そのまま出します。なお、運営スタッフのほうで、100円から500円の間で値段をつけて値段ごとに色の違うシールを貼っておきますので、販売する時は、間違いないようにしてください。
電話で大学の係の人と男の人が話しています。男の人はどのように証明書を申請しますか。 女:はい、東上大学です。 男:あのう、卒業生なんですが、卒業証明書を取りたい場合、どうすればいいですか。 女:はい、証明書でしたら、大学に来て申請していただければ、その日にお渡しできます。その場合は、ご本人であることを確認できるものをお持ちください。 男:実は今、海外に住んでいて行けないんですが。 女:そうですか、郵送での申請も受け付けています。事前にこちらに手数料を振り込んでいただきます。申し込みの際、身分証明の写しを同封してください。あるいは、窓口で代理の方に申し込んでいただくこともできます。その場合、ご本人との関係を確認するための書類が必要となります。 男:そうですか。こちらから振り込むのはちょっと大変なんですよね。 女:では、どなたかに窓口に来ていただくようお願いされてはいかがでしょうか。 男:じゃあ、そうします。あのう、ちなみに、大学のホームページから申し込むことはできないんですよね。 女:すみませんが、インターネットでの申請は本人確認ができないので。 男:そうですね、わかりました。
会社で男の人と女の人が話しています。女の人はこの後、研修までに何をしなければなりませんか。 男:山本さん、来週、商品開発の社内研修、受けるよね。さっき研修の担当者が来たんだけど。山本さん、席を外してたから、資料を預かっておいたよ。 女:ありがとうございます。 男:この資料、去年よく売れた商品の開発前のアンケート調査の結果なんだって、当日までにデータの傾向を見て、それが示す意味をまとめてくるようにって言ってたよ。今仕事も大変だと思うけど、なんとか時間作って。 女:わかりました。 男:課題図書も出ていたよね。もう読んだ? 女:はい。指定された本を読んで商品開発について、色々疑問点や知りたい点が出てきました。 男:そうか。じゃあ、研修で質問したりして、しっかり議論してくるといいよ。 女:はい。 男:この研修会では新商品の企画書を書くところまでするだろう。うまくいけば実際に商品化されることもあるから、いい企画書を書けるよう頑張って。いい経験になると思うから。 女:はい。
大学で書道サークルの女の学生と男の部長が話しています。女の学生は何をしなければなりませんか。 女:展覧会まであと4か月ですね。ポスターの準備とかそろそろ始めたほうがいいですか。 男:うん。ポスターは二年生の渡辺さんにデザインを考えてもらおうかなと思ってるんだ。 女:いいですね。 男:それでね、去年の展覧会にミドリ大学の書道サークルの人達が来てくれて今度一緒に何かやりたいねって話になったの、覚えてる? 女:そうでしたね。 男:あっちの部長と連絡取ったんだけど、今年は共同制作とかやろうっていう話になってるんだ。向こうの担当者の連絡先を聞いてるから、詳しいことを相談してくれる? 女:はい、じゃあ、会場も広いほうがいいですよね。 男:うん。今までは大学の中だったけど、今回は大学の外の施設を借りてみたらどうかなって思って、いくつか候補を絞ったところなんだ。 女:そうですか。 男:それと、宣伝のためにホームページに作品の写真を載せとこうと思うんだ。過去の展覧会に出したやつ、写真にとって残してあるから。 女:いいですね。
問題2 ポイント理解
5 題映画を見た後で、女の人と男の人が話しています。男の人は今日が地球最後の日だと言われたら、どうすると言っていますか。男の人です。 女:ああ、久しぶりに映画見て面白かった、朝目が覚めて突然今日が地球最後の日だって言われるなんて。主人公は最後まで自分の店でいつもと変わらずラーメン作り続けたけど。ねえ、高橋君もそういうタイプなんじゃない。職人で。プロ意識高いから。 男:いや。そうなったら、もううちでひとりのんびりと好きな音楽聞いたり、DVD見たりして、いつもの休日と同じようにしてるよ。仲間と地球を救うために立ち上がったらかっこいいけど、現実はそうはいかないからね。 女:まあ、そうだね。私だったら、家族とか友達とか自分の大切な人達に会いに行って、感謝の気持ちを伝えたいなあ。 男:なるほどね。 女:ああ、お腹空いたね。なんか食べ行こう。
ラジオでアナウンサーが高齢者の介護施設で働く女の人にインタビューをしています。女の人が以前、仕事を辞めたいと思ったのはどうしてですか。 アナウンサー:介護の仕事というと、体力的にも精神的にもハードというイメージがありますが、実際はいかがですか。 女:そうですね。ベッドから体を抱えて車椅子に乗せたり、色々と大変な仕事なんですが、人のお役に立ててると思うと、やりがいを感じます。 アナウンサー:そうですか。 女:それでも、働き始めたころ、一度だけ辞めたいと思ったことがあります。やりがいは感じるし、それに生活のためには収入が必要だって頑張ってはきたものの、その時はもう体力の限界で。 アナウンサー:介護の仕事は夜勤もありますしね。 女:私は当時夜勤はしてなかったんですけど、それでも……。でも、今は経験やスキルによって無駄な動きがなくなったせいか、ずいぶん楽になりました。頑張って続けてきて本当に良かったと思っています。
授業で先生と学生が話しています。どうして来週から授業が行われる教室が変わりますか。 女:ええ、この現代文学の授業は今日が初回ですが、二回目の来週の授業から、一階のこの教室ではなく、三階の302の教室で授業を行います。 男:先生、教室が変更になるんですか。 女:はい、302で授業をされている先生が足を骨折されたとかで。ほら、この校舎エレベーターがないから階段上るの大変でしょう。この時間一階の教室は全部埋まってて、このクラスと入れ替わることになりました。受講生の数が大体同じなのでね。あのう、この教室と同じで302も道路に面してないので、静かで環境は悪くないですよ。えっと、ただ受講科目の登録変更が来週まで可能なので、この後受講生の数が大幅に増えたり、教室の設備で困ることがあったりしたら、また別の教室に変更するかもしれません。とにかく来週、教室を間違えないように。
コミュニケーションのセミナーで先生が話しています。先生はどのようにしたら、初めて会う人とうまく話せるようになったと言っていますか。 先生:私は以前初対面の人と会話をするのが苦手でした。共通の話題を見つけようと、つい余計なことまで聞いてしまったり、積極的にと思い、一方的にしゃべりすぎて、後で落ち込んだり。ある時人に言われたんです。自分のことをどう思われるか意識しすぎてるから、緊張して焦るんじゃないかって。その通りでした。相手によく見られたいという考えを捨てたら、自然にリラックスして、うまく話せないという悩みから解放されたんです。
男の人と女の人が、バスツアーについて話しています。二人はどのツアーに申し込むことにしましたか。 男:金曜日の日帰りバスツアーのことなんだけど、さっき旅行会社に8000円のツアーが空いてるかどうか確認してみたよ。 女:ありがとう、どうだった? 男:キャンセル待ちだって。5000円のもあってね、それならとれるんだけど。 女:5000円のツアーって、どんなの? 男:8000円のツアーとだいたい同じなんだけど、近代美術館の見学がついてないみたい。 女:えっ、それは楽しみなのに。それだったら、やっぱりキャンセル待ちでいいから、申し込もう。 男:ううん。あのさ、金曜日じゃないと無理かな。土曜日ならまだ空席があるらしいんだけど。 女:土曜日か?友達と約束してるんだよね。日にち変えてほしいって言いづらいなあ。 男:そっか。じゃあ、仕方がないね。君の都合に合わせるよ。 女:ううん、ありがとう。つぎはそっちの都合を優先させるから。
問題3 概要理解
5 題会社で女の人と男の人が話しています。 女:最近パン作るのにこってるんだって? 男:うん、パンを作る機械を買ったんだ。材料を入れて、スイッチを押して放っておけば簡単にパンができちゃうんだ。焼き上がった時の香りとか、出来たての味とかたまらないんだよ。 女:へえ、お父さんがパンを作ってくれて、お子さんも喜んでるんじゃない? 男:うん、お店のパンみたいなのがいいって言って、あまり食べてくれないんだよね。 女:奥さんの反応はどう? 男:妻は毎日同じパンだからあきるって。 女:そうなんだ。ごまとかフルーツとか、何かお子さんや奥さんの好きそうなものを入れてみたら食べてもらえるんじゃない? 男:そうだね。
大学の就職説明会で卒業生が話しています。 卒業生:皆さん、どんな分野の企業で働きたいと思っていますか。私は現在保険会社で働いていますが、実は就職活動を始めた時は自動車メーカーを志望していました。誰よりも早く情報を集め、頑張りました。でも受けた会社は全て不採用でした。それで、それまで全く考えていなかった会社にも応募してみたら、三社から採用通知をもらえたんです。今の仕事は学ぶことも多く、やりがいもあります。あの時、自動車メーカー以外の会社にも目を向けてみてよかったと思っています。皆さんも、就職活動では範囲を広げたほうが最終的に自分にあった会社が見つかるんじゃないかと思います。
テレビでアナウンサーが話しています。 アナウンサー:最近、スーパーの新しい形として小型スーパーが都心に次々と開店しています。この種のスーパーは都心中心に出店されているもので、売り場面積がこれまでの平均的なスーパーの五分の一程度となっています。売り場では肉や野菜が少量ずつに分けて販売されています。都心部には高齢者や一人暮らしの人が増加しており、自宅に近く、少量ずつ商品が買えることから、こうしたスーパーが人気を集めているようです。
テレビでレポーターが話しています。 レポーター:ここ村上町には以前は雑草が伸び放題の空き地がたくさんありました。そのような土地は手入れをしないと大量の虫が発生しますし、見通しが悪くなって防犯上も良くないといった声もあり、町では数年前から対策が取られてきました。去年までは農薬を使って手入れをしていたそうですが、薬の害を心配する町の人も多いことから、今年はヤギの力を借りることにしたそうです。空き地に二、三頭を放すと雑草を綺麗に食べてくれ、人体や環境への心配もないと喜ばれていて、今後も継続されるようです。
ラジオで男の人が話しています。 男:ええ、日本では生活の西洋化が進んで椅子に座ることが増えて、余り正座をしなくなりました。ただ、これが今見直されつつあるんです。正座はとても健康的な座り方で、姿勢が悪くなりがちな現代人の悩みを解消してくれます。うん、例えば、体操のような効果があり、首や肩、腰の痛みが良くなるんですよ。また、胃が正常な位置に固定されるため、食べ過ぎることがなく、胃や肌の調子も改善されます。こうした体の不調に悩み、薬を飲んでいた方が、すっかり痛みから解放されたという声も聞かれます。
問題4 即時応答
11 題リーさん、リーさんのお住まいはどちらですか。
ねえ、作業をやりかけだから、まだこのパソコンつけといて。
あのう、この資料を二三日貸してもらえるとありがたいんだけど……
ねえ、ねえ、留学したことあるんだって?
今から新しいソフトウェアの説明するけど、メモしとかないと忘れちゃうよ。
伊藤さん、今日のプレゼン、初めてのわりにはうまくまとめてたね。
昨日、そのレストランでステーキ定食頼んだら、食べきれなかったよ。
総務課の田中さん、会社辞めるのを思いとどまったんですって。
転勤の話、嫌なら断ればよかったのに。
小田さん、小田さんのファッションは流行に左右されず、いつもおしゃれですね。
田中先生って忙しいから、講演頼んでも断られるに決まってるよ。
問題5 統合理解
4 題うちで男の人と女の人が市のホームページを見ながら話しています。 男:ねえ、見て、市のホームページに地域の公園が紹介されてるよ。大きな公園いくつかあるみたいだから、今度行ってみない? 女:うん、引っ越してきて二週間になるけど、まだどこにも出かけてないもんね。 男:どんなとこがいい? 女:ううん、綺麗な花が楽しめて、テニスが出来るとこってないかな。ここから十分くらいで行けるとこ、自転車で。 男:そうだな。東公園なら歩いて十分で行けるよ。一面芝生が広がってて、緑が綺麗なんだって。運動施設はないみたいだけど。それから、西公園、テニスコートと野球場もあるね。一年中いろんな種類の花も楽しめるって。距離は東公園と同じくらい。 女:へえ。 男:それから南公園、自転車で十分くらいかな。スポーツ施設があって、あ、桜並木が綺麗なんだって。ここよさそうじゃない? 女:知ってる。そこって桜で有名な公園だよね。今の時期、花見で人がいっぱいなんじゃないかな。 男:うん、あとは北公園、バーベキュー広場やテニスコートが充実してるんだって。春は菜の花、夏はひまわりが畑一面に咲くらしいよ。ここに行くなら車だね。 女:ううん、やっぱり近いほうが行きやすいよね。久しぶりにラケットを振りたいし、花は楽しみたいけど、混雑は避けたいし、そうすると、ここね。
市役所で上司と職員二人が花火大会の混雑について話しています。 女1:今年で二回目となる花火大会ですが、去年、会場から最寄り駅まで終了直後の混雑が酷かったので、なんとかしたいんです。何かいい案はありますか。 男:会場からは少し離れますけど、市役所の屋上からも見られますので、そういった公共施設を開放するのはどうでしょうか。そうすれば、見物客の利用する駅が一箇所に集中しないと思います。 女2:でもこの日は施設の警備まで対応できないと思います。花火のほうで手一杯で。 女1:そうですね。 男:それが難しいなら、商業施設に協力してもらうのはどうですか。屋上から快適に見られますし、商業施設にとっても、お客さんが増えていいと思います。 女1:なるほどね。 女2:でも、今から場所をピックアップするのは大変じゃないでしょうか。 男:そうか。 女2:それより、花火終了後、会場から一気に人が出ていかないように少し費用はかかりますが、会場で何かイベントを開催してはどうでしょうか。有名人を呼んだりして。 女1:イベントね。 女2:あと、去年は花火大会の最後が盛り上がるように、大きな花火をラストで集中的に打ち上げましたが、今年は二部構成にして、盛り上がるところを二つ用意するのはどうですか。最後に打ち上げることになっている花火のうち、半分を前半の最後に持ってくるんです。お子さんがいる家族連れなど、前半を見て会場を後にする人もいると思います。 女1:なるほど。やっぱり見物客は近くから見たいでしょうから、場所で対策を取るのは限界があるかもしれません。帰る時間に差ができそうな方法がいいですね。今から予算を増やすのは難しいから、予算に影響をしない案で行きましょう。
高校で先生が卒業した先輩達を紹介しています。 男1:今日は将来の仕事について理解を深めるため、社会で活躍中の四人の先輩の話をそれぞれ分かれて伺います。ご紹介しますので、話を聞きたい先輩のところに移動してください。まず、小説家の石川悟さんです。石川さんは趣味で小説を書き始め、大学生の時に最初の本を出版し、小説家としての道を歩き始めました。次は中学で数学の教師をしている林さんです。子供の頃からの夢だった、教員になって熱心に子供たちの指導にあたっているそうです。それから、西田さんは留学で身につけた語学力を活かして、貿易会社の海外事業部で働いています。最後、山内さんは出版社で編集の仕事をしています、忙しいながらも充実した毎日だそうです。 女:私、読書が趣味だから、本とか雑誌を作る仕事につくのが子供の頃からの夢なんだ。 男2:へえ、読書が趣味なら、小説を書く方は? 女:小説家なんて考えたこともなかったけど、それも面白いかも。鈴木くんは貿易会社の先輩のところ?去年留学してたよね?語学力を活かした仕事をしたいって言ってたじゃない? 男2:ううん、実は留学したての頃は、授業について行けなくてね。でも、そこで出会った先生のおかげで、授業も分かるようになって、語学にも自信を持てるようになったんだ。だから今は教える仕事につきたいと思ってて、なれるかわかんないけど、実際の仕事の話を聞きに行ってみるよ。 女:へえ、そうなんだ。私はやっぱり前から憧れている仕事の話を聞きに行くことにするね。
高校で先生が卒業した先輩達を紹介しています。 男1:今日は将来の仕事について理解を深めるため、社会で活躍中の四人の先輩の話をそれぞれ分かれて伺います。ご紹介しますので、話を聞きたい先輩のところに移動してください。まず、小説家の石川悟さんです。石川さんは趣味で小説を書き始め、大学生の時に最初の本を出版し、小説家としての道を歩き始めました。次は中学で数学の教師をしている林さんです。子供の頃からの夢だった、教員になって熱心に子供たちの指導にあたっているそうです。それから、西田さんは留学で身につけた語学力を活かして、貿易会社の海外事業部で働いています。最後、山内さんは出版社で編集の仕事をしています、忙しいながらも充実した毎日だそうです。 女:私、読書が趣味だから、本とか雑誌を作る仕事につくのが子供の頃からの夢なんだ。 男2:へえ、読書が趣味なら、小説を書く方は? 女:小説家なんて考えたこともなかったけど、それも面白いかも。鈴木くんは貿易会社の先輩のところ?去年留学してたよね?語学力を活かした仕事をしたいって言ってたじゃない? 男2:ううん、実は留学したての頃は、授業について行けなくてね。でも、そこで出会った先生のおかげで、授業も分かるようになって、語学にも自信を持てるようになったんだ。だから今は教える仕事につきたいと思ってて、なれるかわかんないけど、実際の仕事の話を聞きに行ってみるよ。 女:へえ、そうなんだ。私はやっぱり前から憧れている仕事の話を聞きに行くことにするね。